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非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の原因と食事の関係

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非アルコール性脂肪肝はほとんど肝炎を発症することはありません。ほとんどが肥満を伴っています。しかし非アルコール性脂肪肝炎の背景にある非アルコール性脂肪肝の場合には肥満を合併症としない場合もあります。非アルコール性肝炎の疫学、病態、治療について説明します

非アルコール性脂肪肝炎

非アルコール性脂肪肝炎(NASH:nonalcoholic steatohepatits)は非アルコール性脂肪肝の一部から発症するものです。

非アルコール性脂肪肝から肝硬変になるのはアルコール性脂肪肝に比べて低くなっていますが、非アルコール性脂肪肝炎になると肝硬変に進む確率が高くなります。

ウイルス性肝炎の場合に肝硬変から肝がんへ進展する確率は30%程度ですが、非アルコール性脂肪肝炎の場合には5~20%で肝硬変に移行に肝細胞がんに進展する0~15%です。

非アルコール性脂肪性肝炎の診断はまず、ウイルス性肝炎の除外診断から始まります(ウイルス性肝炎の治療法は抗ウイルス療法がメインとなるため)。

治療は食事療法と運動療法が主となります。

久留米大学では糖質、タンパク質、脂質の3大栄養素の割合を5:3:2とし、摂取量を標準体重かける25~35kcalとしています(家事やデスクワークの場合には25kcal、肉体労働30kcal、重労働で35kcal、標準体重で計算することから、実体重からみると低カロリー食となります)。

運動療法は3日間で平均1万歩と20分ほどの有酸素運動(ジョギング)などを推奨しています。それまで、運動を行っていない場合や肥満や呼吸器・循環器系疾患の合併がある場合には、3日間の平均歩数を求めて、3~4日にかけて500歩ずつ運動量を上げ、推奨量に持って行くように徐々に運動量を上げる方法をとります。

食事療法や運動療法で期待する効果に至らなかった場合には補助的に薬物療法を行う場合もあります。インスリン抵抗性がある場合にはインスリン抵抗性改善薬であるメトフォルミンやDDP-4阻害剤を使用します。脂質異常のある場合にはスタチンやエイコサペンタエン酸を用います。肝臓の炎症に関しては高血圧の薬であるARBやウルソデオキシコール酸などを用います。

 

非アルコール性脂肪性肝炎の原因

肝臓内の脂肪酸が増加することから肝細胞内に脂肪滴ができ、肝細胞の能力が落ちることで、非アルコール性脂肪肝となります。非アルコール性脂肪性肝炎は脂肪滴による過酸化物質が肝細胞に炎症を起こることが原因です。

脂肪酸が蓄積するのは、食事中の糖質あるいは脂肪量が高いことや、不規則な食事による肥満が誘因となります。

しかし、少数ですが痩せた人でも非アルコール性脂肪性肝炎を発症する人が存在します。原因は長らく不明でした。最近、遺伝的素因やエピジェネティクス制御機構(遺伝子の塩基配列とは別の遺伝子発現の制御機構)による発現の可能性が明らかになってきました。

岡山大学の研究によると肝臓と脂肪組織の酵素「PEMT」(ホスファチジルエタノラミン-N-メチルトランスフェラーゼ)が関与していることをマウスの実験で示しました。

PEMTを欠損したマウスにおいては高脂肪食による肥満が正常マウスよりも低くなっていましたが、早期から著しい非アルコール性脂肪性肝炎を発症しました。

また、患者においても肥満のない非アルコール性脂肪性肝炎の患者では肥満のある非アルコール性脂肪性肝炎の患者よりもPEMTの発言が低下していました。

PEMTは細胞内の実験により、細胞のアポトーシスと炎症を抑え、細胞増殖も抑えることが判明しています。従って、遺伝的要因やエピジェネティクス制御機構の破綻により、普通の食事をしていても非アルコール性脂肪性肝炎が発現することが分かりました。

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脂肪の代謝

人間は食事から摂取した脂肪を、消化器官で消化して脂肪酸に代謝してリン酸と脂肪酸を一緒にして小腸から吸収してリンパ管から各組織に運び、細胞内で再び脂肪(トリグリセライド)になります。脂肪酸は水に溶けず、油にしか溶けません。リンパ管の中を流れるためには水に溶ける必要があります。リン酸と一緒になることによって水に溶けるようになります。

水の入ったコップに油を注いでも水と油は混ざりません。かきまぜてもしばらく置くと油と水は分離していまいます。コップにマヨネーズを入れてかきまぜると、油は非常に小さな塊になって、目に見えなくなり、一見水に溶けたようになります。これはマヨネーズが油を包み込んでしまうからです。

リン酸と脂肪酸が結びつくことによって、同じような現象が起こり、リンパ管から、細胞に届くようになります。

肝臓の働き

肝臓は脂肪を各組織に配分する機能を持っています。また、細胞壁の原料やホルモンの原料となるコレステロール(水に溶けない)をリン酸と脂肪酸からできた舟を使って細胞や臓器に運びます。またこの舟でコレステロールが少なくなると各細胞や臓器から余ったコレステロールを肝臓に戻す機能が動き出します。
コレステロールを運ぶ舟をLDLコレステロール、コレステロールを回収する舟をHDLコレステロールと呼びます。

なぜ脂肪肝になるのか

コレステロールの値は、正常であれば一定に保つ仕組みが働きます。コレステロールの摂取が少なくなると、コレステロールの生合成が高まり、逆に多いとコレステロールの生合成が低下します。

加齢などにより各組織でのコレステロール使用量が減っても(男性ホルモンの低下や、閉経による女性ホルモンの低下)コレステロールを一定にする仕組みの一定量そのままの場合があります。

他に、食事の脂肪量が多い場合にも脂質が過剰になります。

本来は脂肪組織が脂肪の貯蔵庫として働きますが、肝臓もコレステロール量を調節するために脂肪をためておく仕組みがあります。

先に述べたような理由でコレステロールや脂肪の摂取と消費のバランスが乱れた場合には過剰に肝細胞に脂肪が蓄積し、肝臓内に脂肪の塊ができます。肝細胞の中に、コップの中の油滴が浮いている状態になります。この油滴が多くなったのが脂肪肝です。

アルコールによる脂肪肝に比べて油滴は小さいので、肝細胞への影響は少ないです。しかし、脂肪肝が進むと働く肝細胞が減ります。そうすると肝臓は機能回復のために肝細胞を作り出します。しかし、それも限度があり、再生能力が追いつかない場合には肝細胞として効果のない線維細胞のようなもので、肝細胞の空間を生めることがあります。

これは隙間をパテで詰めるようなものです。パテには肝細胞としての機能がないので、パテが増えてくると肝臓が弱ってきます。これを肝硬変と呼びます。

まとめ

酒を飲まなくても、脂肪肝になる理由は脂肪の取り過ぎ、特に動物性脂肪の取り過ぎに酔って、起こります。その可能性は年齢を重ねるほど大きくなります。アルコール性脂肪肝に比較してリスクは少なくなっています。

非アルコール性脂肪性肝炎には食事療法と運動療法が主となります。対症療法的な薬物治療も存在しますが、補助的なものでしかありません。脂肪肝の疑いがある場合には、エネルギー源のうち、タンパク質の割合を増やし、運動をすることにより、過剰な脂肪が肝臓にたまることを避ける必要があります。
やせ形でも非アルコール性脂肪性肝炎になる可能性があります。その場合には医師と治療方法に関して相談することが必要です。

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